こんにちは、umekoです!
今回は青森県田舎館村で実施している田んぼアートを観てきたので、内容をレポしたいと思います。
田んぼアートとは、田んぼをキャンバスに見立て、色の異なる稲を絵の具代わりに巨大な絵を描くもので、田舎館村では平成5年からスタートしたそうです。
2023年の田んぼアートの開催期間は、5月29日~10月9日だそうですが、例年の見ごろは7月下中~8月中旬です。
残念ながら今年の見ごろは終わってしまいましたが、来年田んぼアートを観に行きたいと思っている方の参考になれば嬉しいです!
田舎館村役場にある第一田んぼアートと道の駅いなかだてにある第二田んぼアートの2会場で実施しています。
2つの会場は車で5分ほどの距離にあり、開催期間中はシャトルワゴンが運行されています。
第一田んぼアート
2023年の題材は、青森県出身の棟方志功作「門世の柵」とフェルメールの「真珠の耳飾りの少女」です。
第1田んぼアートは田舎館村役場庁舎内にある田舎館村展望台から観覧できます。
入館料は中学生以上300円、小学生100円です。
1階の入場口にある券売機でチケットを購入し、専用のエレベーターで4階の展望台へ向かいます。
ちなみに券売機は現金だけでなく、各種電子マネーにも対応しています!
私が観覧した日は晴天で、青い空と遠くの山々が額縁となって、より田んぼアートを引き立ててくれていました。
7色の稲で描かれた名画は細部まで表現されており、見事の一言!
周囲に高い建物がないので、巨大なアートの迫力をそのまま感じることができました。
また、田舎館村役場は建物全体が城に見えるような建物になっていて、展望台に出ると天守閣を間近に仰ぐことができます。
個性的な庁舎も楽しめますね!
第二田んぼアート
2023年の題材は、人気アニメ「ONE PIECE」のキャラクター、ルフィです。
第二田んぼアート会場は道の駅いなかだてに併設されている弥生の里展望所から観覧します。
第二田んぼアート会場は第一会場よりも横幅が広く、スマホのカメラでは画角に収まりきらないほどです!
会場が広いので、解放感が第一田んぼアート会場より強いです。
入場料は第一田んぼアート同様、中学生以上300円、小学生100円で、こちらも券売機でチケットを購入します。
入り口から展望台まではエレベーターで向かいます。
また、道の駅いなかだて弥生の里は、7.5haの敷地に、産地直売センター、レストラン、遊具施設、パターゴルフ場、動物のいる公園などがあり、田んぼアート以外にも楽しむことができそうです。
アクセス
車
田舎館村は津軽平野に位置しており、公共交通機関が少ないので、基本的に車を利用するのがおすすめです。
青森駅から約40分。隣接する弘前駅からは約20分ほどです。
第一・第二会場ともに無料の駐車場があります。
電車
車を利用しない方は、弘前駅を拠点に移動するのが便利です。
弘南(こうなん)鉄道「弘前駅」から乗車し約20分。
「田舎館田んぼアート駅」で下車して目の前に第二田んぼアート会場の弥生の里展望所があります。
前述したとおり第一・第二田んぼアート会場間はシャトルワゴンが運行されています。
電車の本数が少ないので、事前に時間を調べていったほうが良いです。
公式サイトのシャトルワゴン運行表には弘南鉄道の時刻表も一緒に記載してくれているので、参照すると計画しやすいですよ!
おわりに
田舎館村役所の1階に歴代の田んぼアートの写真が展示されていたのですが、それを観ると田んぼアート技術が驚くほど向上していることがわかります。
田んぼアートに携わってきた方々の努力が伝わり、より今の田んぼアートの技術力の高さを感じました。
来年度はさらに技術が向上して、よりすばらい作品が観られると思うので期待が高まります…!
2024年の題材はまだわかりませんが、一度は現地で楽しんでいただきたいです!
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