こんにちは、umekoです!
今回は黒川温泉にひとり旅してきた旅の内容をレポしていきます。
黒川温泉は、熊本・阿蘇の奥、大分県との県境、九州の北部中央エリアに位置する温泉郷で、30軒の旅館があります。
黒川温泉郷では、三十軒の宿と里山の風景すべてを、「一つの旅館」として考えており、「黒川温泉一旅館」をコンセプトにしているそうです。
入湯手形を購入することで、3件の温泉宿の湯めぐりを楽しむこともできます。
今回は「黒川温泉 南城苑」に宿泊したので、宿の魅力を紹介していきます。
アクセス
南城苑は、黒川温泉の観光の拠点である「黒川温泉旅館組合事務所」からすぐの場所に位置しており、非常に便利な立地になっています。
黒川温泉郷までは、車の場合大分自動車道日田ICから1時間です。
無料の駐車場が12台分あります。
公共交通機関を利用する場合、熊本駅・博多駅・湯布院駅から直行のバスが運行されているため、直行バスで黒川温泉で向かうことができます。
私は博多駅から直行バスを利用。
予約の際にバス利用を伝えたところ、バス停まで送迎していただけました。
お部屋
入り口の扉は木の引き戸で暖簾がかかっており、入る前から気持ちが高まります!
宿は木のぬくもりを感じる建物で、館内はスリッパではなく裸足での利用なので、とてもリラックスできました。
今回予約したのは一般客室で、お部屋にはトイレと洗面台があり、お風呂はついていません。
建物が斜面に建てられているため、お部屋から周囲の山々が一望でき、非常に見晴らしの良い景色が楽しめます。
広縁には1枚板で作られたカウンターがあり、広い窓から景色を楽しむのにぴったり!
カウンターには1輪花が生けられており、心温まるサービスでした。
宿泊した日は天候に恵まれ、美しい夕日や朝焼けを楽しむことができました。
夕食を摂っている間にお布団を敷いていただいたのですが、照明を行燈に変えてお香を焚いてくださり、癒しの空間が完成されていました!
温泉
泉質はナトリウム―硫酸塩・塩化物温泉。
保温効果、鎮静作用に優れており、湯上りはぽかぽか。お湯は黄土色のにごりのあるお湯でした。
露天風呂「星の湯」と半露天風呂「月の湯」、宿泊者専用の内湯「茜の湯」、貸切風呂の「光」「花」とたくさんのお風呂があります。
浴槽は段差を利用して設置しており、浴槽によってお湯の温度が異なるので自分の心地よい温度のお湯でゆっくりと浸かることができます。
お部屋同様、建物の傾斜を利用して湯舟が設置されているので、温泉街の中心地ありながら周囲の山々の景色を楽しむことができました。
「星の湯」には深さ140㎝の立ち湯があり、浴槽のふちに掴まりながらぷかぷか浮いて景色を眺めるのは普段なかなかできない新鮮な体験でした!
建物の構造上どうしても段差が多いので、足腰に自信のない方は注意してくださいね。
食事
今回は朝夕付のプランで予約。
朝夕食とも食事会場で頂きましたが、ほかの宿泊者とは仕切りで遮られており、他者の視線が全く気にならないように配慮されていました。
ひとり旅だとどうしても気になってしまうポイントのひとつだと思いますのでこれは嬉しいポイントです。
また、食事会場からも見晴らしの良い景色を楽しめ、夕食はだんだんと暮れていく夕焼けを眺めることができました!
夕食は阿蘇の食材など地のもの旬のものにこだわった会席料理となっており、席に到着してから順番に出してくださったので、出来立てを美味しく食べることができます。
山の幸中心のお食事で、魚とお肉両方を楽しめました!
特に馬刺しは熊本に来たら絶対食べたいと思っていましたが、脂がのっていながらあっさりと食べられて美味しかったです。
朝食は和食膳となっており、つやつやの白米をたくさんのおかずでお腹いっぱい満喫しました(笑)
特に熊本の人に愛されているというさくら納豆(刻んだ馬刺しと納豆)が出てきたのですが、これもごはんによく合って美味しかったです。
全体的な量は女性ならごはんのお代わりなしで満腹といったところでしょうか。
どれもこだわりの詰まったお料理で本当においしかったです。
温泉街はあまり飲食店が多くはなかったので、お食事付きのプランを予約したほうが無難かもしれません。
まとめ
温泉、食事はもちろんのこと、お部屋や食事会場などいたるところにお花が生けられており、スタッフの方も温かく接してくれて、大満足な宿泊となりました。
立地がとても良いので、お散歩したり湯めぐりするのにもとてもぴったりな宿!
全12部屋のこじんまりとした宿で、1人でも気兼ねなく過ごすことができます。
皆さんの旅の計画の参考になれば嬉しいです。
では!
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